朝の10分は重要じゃなかった

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先日、朝のルーティンタスクを作ることを紹介してみた訳ですが…

あれから10日ほど。

「目覚めて直ぐに活動状態に持って行く為」と称してやり始めてみたわけなのですが、なにやら気づいたら、なんかそれどころじゃないくらい効果が出ていたらしい( ´ ▽ ` )ノ

というか、昨日タスク管理分科会のSkypeミーティングでこの話しをしたら、意外な食いつきがあり…
それで自分も気づいたという次第ですがw

目覚めて直ぐに活動状態に持って行く為のルーティン - ksworks.org
なんとなくですが、行動することで自分の中のモードを切り替えるスイッチにでもなるんじゃないかなーと、そういう心理学的な効果(有るのかどうか知りませんが)があるのではないかと期待しています。

 

とある日の朝のログが↓こちらです。

28routine.PNG

まぁ、これは別に何の変哲も無いというか…

これだけ見ても「あぁ、こんなもんか」と軽く流せる気がします。

 

で、よくよく考えてみたら、この作業って、元々朝の一時間くらい掛けてやっていたことの大半なんですよね(^_^;)

 

かつての朝の出来事

目覚ましが鳴っているので起きる。ここでベッドから這い出るまでに五分。
まだ眠気が醒めない頭を引き摺りつつ…トイレに行って一服。

「さて何をしようかなぁ…」と、考えながらとりあえずPCの電源を入れた。

 

何をする訳でも無く、机に座って起動画面を眺める。
ログイン画面が出てきたのでパスワードを入力。
しばらくして見慣れたデスクトップの画面が目前に広がる。

最近メインのブラウザをSRWare Ironに変えたのは、新しいタブ画面にサムネイルが12個表示されるから。

普通のChromeより4個多い。
よく見るページが開きやすくなった。

適当にSNSの画面をタブで開いて巡回する。
早起きの人たちはもう1仕事も2仕事も終えてる時間らしく、意外な賑わいを見せているのが楽しい。

 

ふと気づくとそろそろ出かける準備をしなきゃいけない時間…orz

慌てて洗面所に駆け込んだ。
案の定、頭は寝癖が着いてぐちゃぐちゃだ。
いつもの事ながら整えるのは面倒なので頭から水をかぶる。

屈んだ状態から手探りでタオルを探す…
こういう時に限って、タオル掛けには掛かっていない。
床に水滴を垂らさないように…というのは無駄な努力だったらしい。

 

スーツを着込んで、ポケットにガジェット類を放り込む。
あれ、家の鍵はどこに置いたっけ…

ああ、リビングのテーブルの上に置きっぱなしだった。

アタッシュケースに手帳を放り込む。
忘れ物は無いよな…とポケットを叩きながら確認。
おっと、煙草を忘れていた…

 

誇張しているところもありますけど、まぁ、だいたいこんなもんでした(^_^;)

 

朝の十分

最近の目覚まし時計には大概スヌーズ機能が付いてます。
これに慣れると、1〜2回の延期があっても、急げば結構どうにかなる…というのが習慣化されたりします。
もしくは、1〜2回以内に起き上がればどうにかなる様に、若干前倒しに目覚ましをセットする…なんだかおかしな気がしてきますw

 

僕は職場が徒歩5分くらいの所だったので、9時出勤でも8時起きでのんびり準備可能。
これを目覚ましを8時半にセットして…というのは、ちょっと寝坊してしまった時のリスクが怖い(^_^;)

 

これ自体は以前からもう少し朝の時間の有効活用をしたいと思っていたため、改善しようと思っていたところなのですが…
それで7時半に起きたとしても、そこで確保できるのは30分(7:30〜8:00)だけ。

本当にぎりぎりのラインを選べば、8時半くらいから準備すればギリギリ大丈夫そうですなんですが、そんな毎朝タイムアタックが発生する生活は、ちょっと心臓に悪すぎる。

なので、元々余裕を持っていた8時からの一時間に手を付ける気にならなかった訳です。

 

結果として8時からのダラダラする時間が守られていたわけですorz

 

クローズドリストの効用

「朝のルーティン」は単にクローズドリストを作っただけの試みのつもりでした。

で、この中には先ほど少し書いた「朝の出来事」の大半が収まっています。
# 出かける直前にやることは、また別のリストになっています

 

そしたら結果として、朝の一時間でやっていたことが、実際にやってみた結果として15分前後…1/4程に短縮されることになりました( ´ ▽ ` )ノ

この結果だけを眺めると「8時半に起きても、急がなくても充分間に合う」という悪魔のささやきが聞こえてくる程度に、ちょっと効果が出ていた事を感じますw

 

基本的には「さて何をしようかなぁ…」と考えながらやっていたことが、リストになっているから考えなくて済むというのが一つのポイントなのかなと。

次に、僕の場合はTimeLabelでログを取りながら行動しているので…
なんとなく違う行動を取りづらいというプレッシャーが掛かることがもう一つ。

 

ログ取りを兼ねているので、単純なクローズドリストよりもタスクシュートに近いのではないかと思うのですが、そういう所の積み重ねが 1/4 になった要因なのではないかと思うわけですが。

自分に甘すぎる、というご指摘は甘んじて受けさせて頂きます(´・ω・`)

 

人により——というか、例えば女性なら化粧など他に時間を必要とすることもあるでしょう——このような「朝のルーティン」は考えるべきタスクは色々とあると思います。
どのように朝やることを選ぶのか、はもっと色々と考える要素がありますが…

 

少なくともこのようにリストを作って「朝のルーティン」を明確にして、実行効率を圧縮して行動している前提でなければ、「朝の10分は重要だ」というのは言えないのではないかなと…今更ながらそう思った次第であります(´・ω・`)


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