プロジェクトについて深く考える為にReview画面がある

投稿日: / 更新日:

OmniFocus for Mac/iPadには「レビュー」機能がありますが、現時点(2013-01)ではiPhone/iPad/Mac版で迷ったらとにかくiPadを!と言いたくなる位に、iPad版での「レビュー」機能は非常に優れています。

OmniFocus for iPad
3,450円
(2013.09.22時点)
posted with ポチレバ

今月末に公開されるOmniFocus2(Mac版)でもこれと同じようなLook&Feelの「レビュー」機能が搭載されると嬉しいのですが...

 

これは私見を含みますが、OmniFocusでの「レビュー」機能は、GTDで言う「レビュー」とは少し異なる観点を持ちます。

レビュー画面(1)

↑ レビュー画面の基本構成ですが、ここでINBOXに溜まっているタスクの数はわかりますが、特別にそれらのタスクをどうするか?という観点でのチェック機能は一切ないのです。

 

もちろん、それが駄目という訳ではなく、OmniFocusの「レビュー」機能は、OmniFocusで実現されるプロジェクトの管理面で非常に便利な「レビュー」機能を提供しています。OmniFocusを使うという前提に立てば、この「レビュー」機能は考えるべき範囲がフォーカスされていて非常に使いやすい機能なのです。

 

レビュー開始時(2)

↑ 前段で紹介したプロジェクトは、当初はこのようなINBOX(または適当なフォルダなどに分けられた)中にあるプロジェクトだったと仮定します。

アクションのリストを長押しすることで、これはレビュー期限に影響されずに即時にレビューを実施することが出来ます。

ここで不必要な情報を一切考慮せず(見えないので)、そのプロジェクトについて何をするべきなのか?という観点で深く考えることが出来るのがレビュー画面になります。

 

単純なWillでしかないアクションを、そのためにどのように行動するべきか細かいアクションを加え、必要だと思えば期限やレビュー頻度などの細かい設定を加えていくことで、より具体的に実行可能なプロジェクトに昇華することが出来ます。

OmniFocusに登録されているプロジェクトが、適切なレベルで考慮されている(もしくはGTDでいう週次レビューなどのタイミングでそうなる)というのが明確になっていれば、OmniFocusに自分がやりたいタスクを預ける上でもっとも信頼出来るシステムであると胸を張って言えるようになります。

# INBOXに放り込む時点ではこの様に「〜〜したい」という様な要望がわかる名前で良いと思いますが、レビューを経た後には目的とするゴールがわかるような名前に変更した方が良いと思っています。これはINBOXに放り込むときにその時の気持ちをそのまま放り込んでも良い&後で振り返ったときに明確になっているのかどうかもわかりやすいという利点があります


- スポンサードリンク -